「反社会学講座」の著者パオロ・マッツァリーノ氏がベーシックインカム支持

「反社会学講座」などで有名なパオロ・マッツァリーノ氏がベーシックインカムを支持する文章をブログに書いています。

特に面白いと思ったのは以下の部分です。

いまの福祉って、困っている人が、自分がいかに困っているかをアピールするオーディションを受け、合格しないとお金をもらえない制度です。自分の権利を主張することを恥だと教えられて育つ日本人にとって、これは屈辱です。福祉を申請せずに餓死することを選ぶ人すらいます。

「いまの福祉って、困っている人が、自分がいかに困っているかをアピールするオーディションを受け、合格しないとお金をもらえない制度」というのが面白いですね。

確かに、たとえば生活保護は自分から申請しなければ受けられない制度ですよね。しかも困っていることを伝えて、プライバシーも何から全部調べられた上で、認められなければなりません。さらに、テレビでは生活保護受給者をバッシングするような番組が流され、「なめんな」というジャンバーを着た人たちが審査に関わっていたりするわけです。これでは困っていても申請しにくいという人も多いのではないでしょうか。

また、以下の文章も面白いです。

「働かざる者食うべからず」という命題が成立するためには、「働けば必ず食える」という保証が必要不可欠です。その保証もないのに「働かざる者食うべからず」とダマして働かせるのは偽善どころか、もはやサギです。

確かに、今の世の中は普通に働いているのに食えない人も多くいますよね。低賃金で非正規のワーキングプアの人などでしょうか。

またよく言われますが、日本は相続税が100%ではないのですから、親が金持ちの子どもは働かなくても食っていけます。「働かざる者食うべからず」というのであれば、まずは相続税を100%にするのが筋のようにも思えます。

パオロ・マッツァリーノ氏はおすすめの本として「ベーシック・インカム – 国家は貧困問題を解決できるか (中公新書)」をあげています。元官僚で経済学者の人がベーシックインカムについて真面目に考えている本だそうです。新書なので比較的読みやすいかもしれません。興味のある人は読んでみてはいかがでしょうか。

参考記事:BIのすすめ反社会学講座ブログ

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